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塾長挨拶

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エコール・グループの春期講習ページをお訪ねいただきまして、誠にありがとうございます。

 私達は、大人として、親として、そして講師として、子どもたちを導いていく存在でありたい。自らの存在意義をそのように考えておりました。
しかし、それは、誠に浅慮であったと深く反省しております。

 人は誰でも、自分の人生を自分で決めていく権利を持っています。子どもさん、そして生徒さんは、当然 大人に比べ、人生の経験が少ないです。だから時として、大人は見ていられなくなり、子どもに手を差し伸べたり、無理に導こうとしたり、厳しく叱咤したりしてしまいます。

大人が誘導し導く場合、とても重要な注意が必要です。大人対子どもに限らず、上司と部下のような大人対大人においても同じことが言えますが、
「導こうとしている側(親・先生・上司)は『絶対に、導かれる側(子ども・生徒・部下)を自分では導けない』と強く自らを戒めながら関わらなければならない」という注意が必要です。

人が成長するためには、考え方を変え、努力をし続ける「成長のための習慣」が必要です。例えば“指導”という強い力が、上から、あるいは外から働いた場合、人は一瞬、変わろうとする動きを、確かにします。しかし、それは誠に短期間で消滅してしまいがちになります。やらされていることは続かないのです。外からの力は継続した努力につながらないのです。

「成長のための習慣は 自ら気づき、自ら決意し、自らの意思で行動し続ける人でなければ手に入らないもの」なのです。

どうすれば子ども達が「成長するための習慣」を手に入れることができるでしょう?

我々は、子どもさん達と深く対話してまいります。そして導いたり、伝えたり、指示したり、教えたりするのではなく、聞いて、聞いて、聞いて・・・ 深く、深く、掘り下げて、聞いていきます。子どもさんが何度も発する言葉が、深く子どもさんの心に入っていけるキーワードなのです。その言葉を感じ取り、深く、深く、掘り下げて(フカボリ)、対話を続けます。

 子どもさんは(大人もそうですが)、自分で気づき、自分で決めなければ、継続した努力ができません。自分で自分の気持ちを整理することから始めなければなりません。

 私たちは「導く人」ではありません。「教える人」でもありません。深く関わり、子どもさんが自ら決意していただける人になってもらうための「サポーター」なのです。そして、決めて、行動している人の努力が続くよう、ヤル気を起こすお手伝いをする「モチベーター」なのです。

「サポーター」&「モチベーター」
この存在であり続けることが、私たちの使命であると強く認識しています。

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 先日、誠に残念な訃報が届きました。「日本一勝ち続けた男」として有名な秋田県立能代工業高校のバスケット部 元監督の加藤廣志先生がお亡くなりになりました。

 全国制覇33回!! バスケットボールは日本の高校競技で、最も競技人口の多いスポーツです。しかも、選手は毎年入れ替わります。そんな中で勝ち続けられた加藤先生を 私は心から尊敬しておりました。
あるご縁から、多年に渡り、可愛がっていただいておりました。素晴らしい教育力、指導力をお持ちの加藤先生。その加藤先生がかつてこうおっしゃっていました。

「結局、我々指導者にとって、もっとも大切なのは情熱なんです。教師は生徒の100倍以上の情熱をもって、生徒に関わらなければなりません。大人が手取り、足取り、関わろう 関わろうとしているうちはダメなのです。子どもが自分でやっていかないと・・・。教師は生徒の100倍以上の情熱をもって、生徒に関わってください。その情熱で子どもの心に火を灯してやると、子どもはその一旦灯された火を決して消そうとしません。夢を語るのです。教育とは情熱をもって夢を語りあうことなんです。子どもの心に火を灯してやること・・・これが一番大切です。あとは子どもが勝手にやっていきます。」

 私は、加藤先生のこの教えを肝に銘じ、情熱をもって子どもたちに関わり、子どもたちの心に火を灯してやろうと決意しています。

「自分で勝手に目標をもって、努力を続け、成長するための習慣を身につけた子ども」になってもらうための努力を力一杯しよう!!と決意しています。

 どうか希望の春に向けた、とても大切な時期に「春期講習」として、エコールグループにお子様をお任せいただきますよう、よろしくお願いいたします。

エコールグループ 代表取締役 森原範彰 社長印
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